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月かげ第156号

 

阿弥陀仏、此(ここ)を去ること遠からず」

  

                   『仏説観無量寿経

 

 今年も師走となりました。

一年は本当に早いものです。そして、私自身にとりましては、今年は多くの方々との終(つい)の別れがありました。

「あっという間の人生、ちゃっとのうや」と随暢師匠が申しておりましたが、諸行は無常です。

年齢を重ねるごとに思うことは、やはり、信仰との巡り合いの大切さです。私がもし念仏と出遇っていなければ、どんな人生を過ごしていたかなあと思います。

阿弥陀さまと二人連れの人生、ちょうどよくないはずがない」と、師匠に教えられました。また、「夫婦は、信仰という同一方向を仰げ」とも教えられました。師の恩は深いと思います。

さて、一ヶ月程前のご本山の堀本御法主(ごほっしゅ)の御垂示(ごすいじ)に、「お釈迦さまのみ教えの究極は、心に感謝、身に合掌、口にお念仏です」というおことばがありました。これは、幼子(おさなご)にも通じるみ教えです。「心にありがとう、手を合わせ、口に、あん、とお唱えする・・・」

幼児期の信仰との出合いの大切さが思われます。振り返ってみれば、私の父方の祖父母も、母方の祖父母も、信心深かったように思います。

多くの善(ぜん)知識(ちしき)の方々との邂逅(かいこう)が、私の人生を形づくって下さっている・・・。

仏縁(ぶつえん)と仏(ぶっ)恩(とん)に思いを致す今日この頃です。

 

南無阿弥陀仏     合掌